さかい先生、見てますか?

ひと月ちょっと前になるんですが、うさ友のえりたんママさん

うさぎの習性について書かれた本を読んでいるという話を伺い

私もその本を図書館で借りてきた、ということがありました。

しかし、その本、イギリスで出版された本を翻訳したものなんですが

翻訳というより、中学生・高校生の頃の英語の授業を思い出させるくらいの

ド直訳って感じの文章でして、全然先に進みませんでした。

2週間経って貸し出しの延長を申し込み(いまネット上で出来るんです。

便利な世の中になったものです)それでも一向に進まず

さらに2週間が過ぎた時点でギブアップ。

そこで、日本人が書いたうさぎの本を新たに借りてきました。

川道武男著『ウサギがはねてきた道』という本なんですが

普通の日本語がいかにありがたいか痛感してます。(^▽^;)

動物学って感じの本でして、世界中のウサギの分布とか

野ウサギと穴ウサギの違いとか、ウサギの出産のこととか、

そういったことを他の哺乳類と比較したりして

学術的でありますが、「よく調べたなぁ」と感心させられます。

その中で最も気になったお話を一つ。


以前、うさぎの勉強会があったときに、私、講師の先生(ぴょん子のお医者さんです)に

こういった質問をしました。

「うさぎの目は顔の横についていますが、うさぎが顔をこちらに向けてる時ってのは
 こちらを見てると考えてよいのでしょうか?」

人間は両目で物を見て立体視をしてますが、うさぎさんはそういう見方をしていないそうで

それなら顔を前に向けていても、こっちを見てるとは限らないんじゃないかと思い

質問してみました。

その時の回答が、正確には覚えてませんが、内容としてはこんな感じでした。

「前に進む時、顔を横に向けるうさぎなんていませんし、顔がこちらを向いていたら
 こちらを見てると考えていいと思います。」

その時は、なるほどと思い納得したのですが、

今回読んでる本にこんな記述がありました。


 このナキウサギは、岩の上でまるで凍りついたようにじっとしている。そのとき、

私はナキウサギの前方を横切るようにゆっくり移動してみた。それでも逃げ出さない。

よく見ていると、ナキウサギの頭だけが私からそむくように少しずつ動く。これは、

私の側にある片眼で私をとらえているので、その眼で私の姿を追い続けようと、顔の

角度を少しずつ変えているのだとわかった。

 私がナキウサギの正面を越えたとたんに、このナキウサギは急いで反対側に顔を

そむけて、もう一方の眼で私を見はじめた。別の眼へ対象を移しかえることは、緊張

しているだけに、すばやかった。いつも両眼で一つの対象を見ているヒトとは違い、

ナキウサギは二つの眼がそれぞれ別々の対象物を見ているのである。この野外実験は、

別の数個体でも試みたが、みんな同じように行動した。

                               『ウサギがはねてきた道』68~69頁


これ、私が当初考えてたイメージのまんまです。

片眼視のうさぎさんが、物を眼で捉えようとすれば、どっちか片方の眼で

見ようとするってことです。

勿論この方も「数個体」でした調べてないようなので100%信用できるって話では

ないように思いますが、こういう説もあるようですよ、さかい先生。(^▽^;)


でも、実際には名前を呼んだりすると、こっちを向くことはよくありますよね。

あれは一体どういうことなんでしょうか。

ここからは私の推論なので信用度ゼロの話ですが・・・

人間って情報の8割以上を目から得ているって話がありますが、

うさぎさんにとってはどうなんでしょうか。

そもそも「人間は情報の・・・」って話自体「どうやって調べたんじゃ?」ってことなんですが

うさぎさんにとって視覚ってそれほど重要じゃないみたいですよね。

なんせ今食べようとしている口元にある物すら見えてないくらいですから。

それではうさぎさんにとって一番大切なのは何かというと、それは鼻ではないでしょうか。

初めて出された大葉もさかんにクンクンしてましたし、縄張りってニオイが頼りですよね。

聴覚も超重要なのであんなに耳が大きくなったんでしょうが、遠くの敵を察知すること

ぐらいしか使えない気もします。(それがムチャクチャ重要なんでしょうが)

なので、何%かは分かりませんが、うさぎさんが最も頼りにしてるのは臭覚・鼻

なんだと思います。

そうなりますと、顔をこちらに向けてくる行動。

あれは見てるんじゃなくって、鼻をこっちに向けてるってことなんじゃないでしょうか。

「ぴょん子!」と呼ばれた時に、ぴょん子は・・・・・

ひょっとしたら手にオヤツを持ってないかな?(クンクン)

まさかキャリー持ってないわよね(クンクン)

何も持ってないみたいだからナデナデかな?(クンクン)

こんなことを考えて鼻をこちらに向けてくるのではないでしょうか。

素人の推論ですが、あながち外れてない気がしてますが、どうなんでしょうかね。

ハイジとかって人(動物と会話ができるそうです。志村動物園に出てました)から

うさぎさんに聞いてもらいたいです。(^▽^;)

ぴょん子150629_01




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コメント

Secret

No title

こんばんは^^

うさぎさんって、どのくらい見えてるんでしょうかねぇ?
うちでは、夜中青くんを部屋に出しっぱなしなのですが、
もし見えていなかったら危ないなぁと思い、
(心配ならケージに入れれば安全なのですが^^;)
部屋は真っ暗にしないで寝ています。
夜中目がさめると、
たいてい雪ちゃんのケージの前でゴロゴロしているか、
箱に入った牧草をムシャムシャ食べています。
雪ちゃんは、そんな所に行ったら危ないよ!!!
という行動をいつもしているので、
夜はケージに入ってもらいます。
雪ちゃんは、部屋んぽ中、危なっかしくて目が離せません。
お店にいた時から、部屋んぽをさせると、
そんな狭い所に何で行くの!
という感じの子だったそうです。

脱線しましたが^^;

うさぎさんの嗅覚は、身近な動物としては、
犬に次いで優れていると、本で読んだことがあります。
猫も目が悪く、嗅覚を頼りにしているので、
鼻炎などで食べ物の匂いが嗅げなくなると、
食べなくなってしまいます。
そんな猫以上に優れた嗅覚があるなんて、
すごいですね〜^^
いつも鼻をヒクヒクさせているのも、
何かそうする理由があるのかもしれませんね!

No title

はい。私も同じく進まなかった本です^^;
っという事で、よしおさんの進めてくれた本読むの
楽しみで~す^^

そうそう、それって、すごく興味深い内容ですね!!
私、(AC)アニマルコミュニケーション(ハイジさんと同じ)の練習しているので、今度、集中して、うちのうさぎ達に聞いてみますね^^
ACの講座を受けた時に色々学んだ
事は、動物学もありますが、スピリチュアル的な見方もあります。動物は人間のエネルギーやオーラを見て判断もしています。人間と動物は時間の流れ、使い方も違います。

余談ですが・・・私の母は女ムツゴロウさんみたいな人で、
野生の動物や迷い動物が母の元へやってきて
住みつきます(笑)つまり野生動物を手なずけるのが得意と
いうか・・・きっと特殊的な感じ。。。
母はいつも言います。毎日、動物に色んな言葉をかける。
会話をすると、それに答えてくれるようになり、人間の言葉の
意味が理解できるようになると・・・・・。
ちょっと動物学よりですが。。。。
母は言葉で。私はテレパシーで。
お互いの接し方やコミュニケーションが違って私的には
とても勉強になります。
ちなみに、テレパシーは、動物から「イメージ」で伝えて
くれたり「言葉」で伝えてくれたりしますよ~♪

まぁ、参考までに・・・・。

よしおさん、今回は熱く語っていますねっ❗️
確かに・そうそう・なるほどーということが多々ありますね
ちゃこまるも側にい居る時は自分に対して横を向いている事が多いですね
正面でこちらを見ている時は耳もこちらに向いてピコーンと立っていてしかも目も心なしか正面に寄っているように思います

う〜ん( ´~`)うさぎは謎ですね…

研究熱心なよしおさん、ハイジさんのような力が習得出来たら教えてください❗️

私もちゃこまるの気持ちや何を考えているか知りたいです^_^

片眼視?

先ず最初に・・・
毎晩飲み歩いて遊んどるように見えて、実は私は忙しい生活しているんですから、
いきなりネット上で名指しで質問しないでください(笑)

アナウサギが片眼視であるという認識は私にはありませんでした。
両眼視の水平視野の広い動物。
また立体視をしないのではなく、できる範囲がヒトと比べて凄く狭いと説明しました。
改めて手元の文献やネットで調べてみましたけど、アナウサギと片眼視を関連付けて記載されたものはありませんでした。

あっ、そうそう、加えてナキウサギとアナウサギはもちろん別モノですから、
同一視はいけないと思います。
この著者の方、わかってますよね?

ちなみに私のブログでアナウサギの視野について語ってます。

http://sakai-vh.com/diary/ウサギ/ウサギの視界3/

これによれば両眼2視野ですね。

・・というとこです。
忙しい身ですので、今後は名指しされても無視しますので悪しからず。
あっ、もちろん来院時の質問はOKです。
また、ネット上で「獣医のさかいが言っとったには・・・」と名指しで記載する場合は、
間違った解釈文にならないようにお気をつけて。

碧色珊瑚さん、こんばんは。

うさぎさん、夜中でも見えてるみたいですよ。
網膜の後方に反射タペータムというものがあり、それによって入射光の波長を
光受容器が最も感じやすい黄色の波長域に変換してうんぬんかんぬん・・・。
元々穴の中で生活してたくらいですから、室内程度の暗さなら平気なんだと思います。
と言いつつ、私もなんか可愛そうだからと、ちっちゃい明かりを点けておくことがあります。(^_^;)

うさぎさんの臭覚ってそんなにスゴイんですか。
私がオナラした時とか、すんごく迷惑してるのかな?(;^_^A

ネコも目が悪いんですか。
キラーンと光って、良さそうな感じなんですけどね。
ヒト以外のほとんどの動物は、視覚よりも臭覚が大事なのかもしれませんね。

えりたんママさん、こんばんは。

へぇ~!えりたんママさんのお母さんがそういう方なので、
えりたんママさんもうさぎの王国みたいな多頭飼いをされてるんですね。
なんとなく納得しました。

うさぎさんが何を考えているか・・・・・。
たまに思うことがあるんですが、人間からしたらおっそろしく何も考えてないような気がしてます。
そして、人間は考えるときに言葉を使いますが、うさぎと人間では概念が違い過ぎちゃって
人間の言葉に変換することが不可能な気がします。
「食べたい」「飲みたい」「オシッコしたい」ぐらいは変換できるでしょうが
ナデナデされてるときの気持ちとかは、同じような感情を人間が抱かないので
言葉にできないんじゃないかな?な~んて考えたりしてます。
まぁ私としては分からないから良いような気もしてます。(^_^;)

ちゃこまるパパさん、こんばんは。

うさぎさん。謎が多いですよね。
どれだけ調べたところで、うさぎさんが答えてくれない以上
「・・・・と思われます」の域を脱しませんからね。
しかし、あれやこれや分からないことを、こうじゃないか?ああじゃないか?
と考えるのもまた楽しみの一つかなと思っています。

ちなみに私がハイジのような能力を習得する日は来ないと思いますので
ちゃこまるパパさんは独力で頑張ってください。(^▽^;)

さかい先生、ごめんなさい。

次回の診察時の話のネタになればと思い書いてみただけなんですが、
このように反応されるとは予想してませんでした。
お忙しい中、お手を煩わせてしまい、すいませんでした。

内容についてですが、まずは片眼視については私の言葉の使い方の誤りでした。
両眼立体視をしないものは片眼視だと勘違いしてました。

それとナキウサギとアナウサギの同一視をしたのは作者ではなく、私です。
目の付いてる位置が同じような場所なら、物の見方も同じと考えるのが自然だろうという発想です。

それでさかい先生が示されたのは「うさぎはどう見えているか」だと思いますが、それは私も納得してます。
私が問題としてるのは「うさぎがどう見ようとするか」という目の使い方の問題です。
見たい物を見ようとする時に、顔を正面に向け、両目の視野の重なり合う部分で
その物を捉えるのか、それとも片眼の中央で捉えようとするのか。
川道武男氏のナキウサギでの経験では、片眼ってことみたいですが、
実際にうさぎを飼っていて「いま物を見るために顔を横に向けたな」と感じたことがないので
果たして本当にそうなのか、という疑問もぬぐいきれません。
ひょっとすると人間とは視覚の使い方が違うので、人間の感覚では
理解できないのかな?とも思っています。

・・・というやり取りをぴょん子の診察の合間にしようと思っていただけなんですが、
本当にすいませんでした。以後自粛します。(反省)
プロフィール

山口よしお

Author:山口よしお
名古屋在住のおじさんです。

【当ブログの主役】
 名前:ぴょん子
 種類:ネザーランドドワーフ
 性別:♀
 カラー:オレンジ
 誕生日:2013年2月12日

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